寺報のススメ
寺報の大切さは、誰もが理解していると思いますが、それを整理してみると次のようになると思います。
寺報の役割
- お寺がどんな活動をしているか知ってもらう
- 仏教の教えを伝える
- お寺に親しんでもらう
- お寺との関係を再確認してもらう
寺報のメリット
- 文字を通して、いろいろなものを伝えられる
- 全檀信徒とコミュニケーションがとれる唯一のものであること
- 寺報というカタチのあるモノが送られてくるので、たとえそれを読まなかったとしても、お寺との関係を再確認させられる
寺報は確かに大切なのですが、これを継続して出し続けることは、たいへんなことです。
立派な寺報を出そうと考えるあまりに、2〜3号しか続かず、休刊してしまうケースもあります。
だからこそ、それぞれのお寺にあった寺報づくりが大切なのです。
上にあげた「寺報の役割」をすべて達成するのがベストなのは言うまでもありませんが、最初は、そのうちどれかひとつの役割を達成することを目標にしたほうがいいでしょう。
寺報を年に何回か、檀信徒や関係者の手元に届けるだけで、確実に効果はあがります。
出せば絶対に反応があります。
おそらく何人かは、寺報に対して何らかのコメントを言ってくれるでしょう。
そして、反応してくれた人たちの何倍もの人が、同様の思いを持っているはずです。
寺報は、お寺を活性化させていくための基本です。
これを出発点にすれば、活動がいろんな展開をしていくことは間違いないです。
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