【東海地区A寺】
A寺では、喪主・葬儀社・僧侶に対する覚え書きとして「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)蔓延による緊急事態宣言措置発令下の葬儀対応」を作成しました。以下にその全文を掲載します。
「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)蔓延による緊急事態宣言措置発令下の葬儀対応」
(※2020年5月6日時点の喪主様・担当葬儀会社・担当僧侶向け内容です)
記
【葬儀式の流れ】
①死亡連絡時
・以下のお寺としての対応について、電話とあわせファックスやメールで喪主様や施主様、葬儀社担当者へお伝えする。
・感染予防の為、平常時の流れでの実施ができないことを明確にお伝えする。具体的には、枕勤を非接触型で行うことや通夜を行わず火葬後に御遺骨での葬儀となる旨を説明。
・その上で葬儀日程の調整を行う。
②枕勤(まくらづとめ)
・読経をしない。非接触型で行う。
・担当僧侶は、法名をつけるためにも故人の人柄と希望する法名の文字についての聞き取りを行う。
・喪主様または施主様は、故人の人柄や希望する文字について可能な範囲で取りまとめていただき、電話またはファックス、メール(最終ページに記載)にて担当僧侶に伝えてもらう。
③通夜
・感染予防の為に通夜を行わない。
④葬儀
・葬儀の会場は、感染予防の為に、換気効率の高い本堂でのみとする。
・故人の火葬後に、御遺骨の状態での葬儀とする。
・担当僧侶はマスク着用で読経を行う。
・会葬者の方も各自マスク着用して参列していただく。
・発熱のある方や体調不良の方の参列をお断りする。
・焼香の際は、焼香者が焼香を終え、着座したタイミングで次の焼香者が行うように葬儀社の担当者に補助していただく。
・座布団の敷かれた(前後左右2m間隔に配置)席へ前から順に着席していただく。
・窓を開け、換気しながら実施する。
・前後のお茶の提供は行わない。各自、飲み物は持参していただく。
・故人の法名の説明と法話とあわせて30分以内で式中に行う。
(通夜法話が出来ないため)
・式の最後に遺族代表の挨拶を行う。
・御斎、精進落とし等の会食を自粛する。
・滞在時間が長くなる為、還骨勤行や繰上げ初七日は行わない。
⑤四十九日・納骨
・新型コロナ終息後に安心のもとに行う。
・ご自宅での御遺骨の預かりができない方には、納骨堂での一時預かり(無料)をご案内する。
・中陰期間中の○○宗の荘厳作法について七日のタイミングで電話をしてお伝えする。
⑥お布施
・平常時の目安額を説明した上で、枕勤と通夜が省略されることを考慮した緊急事態宣言下での別事目安額を提示する。
・お布施の額に決まりがない事も伝え、従来通り、経済困窮者へのお布施額への不安を排除するように努める。
・葬儀の日の場合は直接、それ以外の場合は近日中にお寺の口座に振り込んでいただく。
以上
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