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『私のルーツ』をつかってお寺でイベント

先日、栃木県佐野市の台元寺で行われた「伝えよう我が家のルーツ」というイベントの取材に行ってきました。
 
JC(日本青年会議所)が進める「家訓プログラム」の一環で、JC石材部会が中心となって開催したイベントです。

 

本堂で家系図つくり

 

家族で、家訓をつくる作業を通して、家族の絆を深めていくのが目的ですが、今回は、弊社発行の『私のルーツ 家系図ノート』も利用してプログラムを進めました。
 

8月最後の日曜日、つまり子ども達にとっては、夏休み最後の日曜日だったこともあり、約40人の親子が集まり、家訓づくり、家系図づくりをしました。
子ども達が家訓や家系図に興味を示すかどうか不安もありましたが、スタッフの説明の後、各自が机に向かうと、ワイワイガヤガヤと親子が協力し合ってみな一生懸命に作業をしており、こちらも嬉しくなってきたほどです。
家系図は、両親、4人の祖父母、8人の曾祖父母まで名前とエピソードを書き込むところまでやったのですが、中には、8人の曾祖父母まで書くことのできた親子もあり、周りから驚きの声があがっていました。
 
ちなみにJC石材部会では、今回のイベントをモデルケースにして、全国で「伝えよう我が家のルーツ」を行う計画をしています。
 
先祖への感謝の気持ちを育むということは、お寺にかせられた課題ですし、それによってお寺は活性化していくこともできます。
 
ご先祖様に向き合う機会が、日常の中にほとんど無い現代だからこそ、こうしたイベントの役割が大きいのだと思います。

 

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