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檀信徒とのコミュニケーションを深めたい

檀信徒との繋がりが弱くなっている

檀信徒とのコミュニケーションの方法は、大きく分けて3つあります。
3つしか無いと言ってもいいしれません。


会話

第1にあげられるのは「会話」です。
「会話」は、もっともコミュニケーションを深めるのに効果のある方法です。
一方で「会話」は、たくさんの人とコミュニケーションするのには向いていません。
ある程度親しくなった人や、法事などの理由があってお寺に来た人しか交わすことができないからです。
深い関係をつくるためには効果的で、関係を広げるのにはさほど向かないというのが「会話」なのです。


空間

第2にあげられるのは、「空間時間の共有」です。
「行事」とか「イベント」と言い換えてもいいと思います。
法要やイベントに来てもらうことは、たとえそこで会話を交わすことができなくても、コミュニケーションがなされます。
同じ空間時間を共有すること、それはコミュニケーションであり、絆を深める効果があります。
「行事」は、深い関係をつくるのには効果的であり、なおかつ関係を広げるのにもある程度の効果を得られます。


文書

そして第3にあげられるのは、「文書」です。
文書伝道という言葉がありますが、文書というのは、檀信徒すべてとコミュニケーションすることが可能な方法です。
文書伝道の中でも寺報がもっとも重要ですが、それは、寺報はそれを送ること自体がコミュニケーションだからです。
読んでもらうことで寺報に託したメッセージを伝えることができますが、読まずに仏壇の引き出しにしまってしまう人にも、それが送られてくることで、「いつもあなたのことを気にしていますよ」というメッセージを伝えることができます。
お寺から郵便物が送られてくると、「何かお金のかかることがあるんじゃないか」という印象を持つ人も少なくないので、そうした印象を払拭する意味でも寺報は大きな効果があります。
何よりも、文書には、いろいろなメッセージを書くことができます。
ものごとを正確に、そして深く伝えるのは、寺報がいちばんです。
しかし、そんなに難しく考えずとも、寺報は檀信徒の関係づくりの基礎ととらえればいいと思います。


この3つのコミュニケーション方法は、どれが重要でどれがあまり重要でない、ということではなく、すべて重要なものです。
時と場合によって使いわけることが必要なのです。
そして、この3つを利用して、上手にステップを踏んでいくことが大切です。
まず「文書伝道」、つぎに「行事・催し」、そして直接の「会話」、この順番で深めていくべきでしょう。


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