寺院活性化のための情報
“学び”と“実践”のための研究会
第13回は、28年12月21日(水)
「葬式仏教 価値向上委員会」第13回研究会
第13回研究会のテーマは
「〈イオンのお葬式〉が考えていること──人々と葬儀社をつなぐもの」
講師は、
イオンライフ株式会社 代表取締役の
広原章隆氏
これまでの研究会の様子
メディア掲載1 メディア掲載2 メディア掲載3 メディア掲載4
■〈イオンのお葬式〉トップが考える未来のお葬式
■イオンのお葬式〉トップが考える未来のお葬式
■どんなサービスを提供しているのか?
■〈イオンのお葬式〉は葬祭業界の何を変えたか?
■〈イオンのお葬式〉から葬式仏教を考える
葬祭業参入の衝撃
次回の葬式仏教価値向上委員会は、
講師にイオンライフ株式会社の広原章隆社長をお呼びして
「〈イオンのお葬式〉が考えていること」をテーマに研修会を行います。
7年前の平成21年、流通大手のイオンが葬祭業に参入したことを、
皆さんもよく覚えていると思います。
これまでも異業種から葬祭業に参入してきた例はたくさんありましたが、
これほどの大企業が参入してきたことはかつて無く、
葬祭業界に大きな衝撃をもたらしました。
同時に仏教界は、
葬祭業界とは別の意味で大きな衝撃を受けたことを覚えている方も多いでしょう。
イオンがホームページ上でお布施の目安を提示したことを問題視した
全日本仏教会がイオンに抗議し、
それが報道やネット上で大きな話題となって
一時は社会問題化するほどの反響がありました。
死んでからでなく、生きているうちに
あれから6年が過ぎ、〈イオンのお葬式〉は、
次々とサービスの範囲を広げてきました。
仏壇や墓石をあつかうのは当然の流れだったと思いますが、
永代供養墓、海洋散骨、遺言信託、形見整理、葬祭保険、
そして最近では高齢者が病院や福祉施設、
賃貸住宅に入る際の身元保証、生活支援、そして死後事務支援にまで取り組んでいます。
この流れの最大の特徴は、
人が死んでからではなく、
生きているうちからサービスを提供するという方向性になっていることです。
同時に、終活と言われる分野の全てが揃う
ワンストップサービスを確立しつつあるのです。
この流れはこれからも進んでいく
仏教界の中には、
こうした企業活動を「面白くない」「単なる金儲けだ」と感じる人もいると思います。
しかしこうしたサービスは、
人々が何を望んでいるかを真剣に考えた上でのものだということも忘れてはなりません。
そして早晩、他の葬儀社もこうした流れに追随してくことも間違い無いでしょう。
人々は何を望んでいるのか?
仏教界では、
「ニーズに応えるよりも大切なものがある」と考えるのが一般的です。
しかしイオンを中心とするこうした流れは現実のものですし、
これからも間違い無く進んでいくものです。
お寺としては、この現実から目を背けることなく、
今、葬祭業界の最先端で何が起きているかを知っておく必要があるのです。
それぞれのお寺が、
今後、どのように葬祭に取り組んでいくかを考える上でも、
学べることは少なくないでしょう。
また、人々が何を望んでいるかについて常に考えている姿勢は
特に学ぶべきところだと思います。
葬儀社は敵じゃなく、お寺のパートナー
寺院デザインがこれまで繰り返し皆さんにお伝えしてきたことに、
〈葬儀社はお寺の敵じゃない〉ということがあります。
「葬儀の主導権をお寺に取り戻すべきだ」という意見もありますが、
そのような主導権争いに意味は無く、
本来、お寺と葬儀社はパートナーであるべきです。
そのためにも、お互いがお互いのことをもっと知ることが大切です。
広原社長には、イオンのお葬式が、
現在、どのようなサービスを提供しているのか、
なぜそのようなサービスを提供するようになったのか、
そして今後、どのような方向性に向かっていくのか、
についてお話しいただきます。
ぜひご参加いただき、
葬送の未来について考える機会としていただければと思います。
■テーマ 「〈イオンのお葬式〉が考えていること──人々と葬儀社をつなぐもの」
■〈イオンのお葬式〉トップが考える未来のお葬式
■イオンのお葬式〉トップが考える未来のお葬式
■どんなサービスを提供しているのか?
■〈イオンのお葬式〉は葬祭業界の何を変えたか?
■〈イオンのお葬式〉から葬式仏教を考える
■講師 広原章隆氏(イオンライフ株式会社 代表取締役)
■プログラム ①講義
「〈イオンのお葬式〉が考えていること──人々と葬儀社をつなぐもの」(広原章隆氏)
②ワークショップ
■日時 平成28年12月21日(水)午後1時30分〜4時30分
■場所 仏教伝道センタービル 7階会議室「見」の間
東京都港区芝4−3−14/TEL 03-3455-5851
JR山手線「田町駅」三田口より徒歩8分、
都営地下鉄三田線「三田駅」
および浅草線「三田駅」A9番出口より徒歩2分
■定員 各40名
■申込締切 12月14日(水)
ただし、定員になり次第、受付は終了させていただきます。
■参加費 10,000円(税込)
■年会費 10,000円(税込)
※葬式仏教価値向上委員会は、会員制の研究会です。
参加するためには、10,000円の年会費が必要となります。
※申し込み受付後、振り込み用紙を送付させていただきます。