寺院活性化のための情報
“学び”と“実践”のための研究会
第7回は、27年6月30日(火)
「葬式仏教 価値向上委員会」第7回研究会
第7回研究会のテーマは
「お布施のあり方について考える
ーーお布施はお気持ちで」は、いつまで通用するのか?」
講師は、寺院デザイン代表の薄井秀夫!
これまでの研究会の様子
メディア掲載1 メディア掲載2 メディア掲載3 メディア掲載4
なぜお布施で、人々と理解し合えないのか?
■お布施の心理学
■人々と考え方がズレる原因はどこにあるのか?
■なぜお布施の意味を理解してもらえないのか?
■なぜお布施が批判されるのか?
■他の宗教では、どうなっているのか?
■お布施の金額を明示すると税金がかかるのか?
■これからのお布施 など
これからのお布施
檀家さんとお布施について話をするのは難しいな、と感じたことはないでしょうか?
「お布施」というのは、とても大切なものであると同時に、とても扱いにくいものであります。特に一般の人たちとの間に、何かすっきりしないズレがあることは、僧侶なら誰しも感じているはずです。ちょっとしたボタンの掛け違いかもしれませんが、現代ではさらにこのズレが広がり続けています。
お布施というものにどんな意味があるのかは、檀家さんにいくら言っても、なかなか理解してもらえません。その上、世間には、お布施に関して、誤解とも言える情報も行き交っています。こうした状況は、いつまでたっても改善される気配すらありません。
ただ、一般の人にも言い分はあります。
しかしその言い分を、仏教はつい、建前で一刀両断に切り捨ててしまいがちです。言い分の根底にある、「人々の気持ち」に耳を傾けること無しにです。
今回の葬式仏教価値向上委員会では、こうしたお布施に関するズレの原因を探り、ズレを無くしていく方法を模索するとともに、これからのお布施のあり方について考えていきます。
講師を担当する薄井秀夫(寺院デザイン代表)の講義では、人々との間にズレができてしまう原因はどこにあるのか、人々はお布施をどのような気持ち・考えで出しているのか、そもそもなぜお布施が批判されるのか、お布施について共通の理解を深めていくことはできるのか、などについて考えます。
さらに、講義後のグループ・ディスカッションでは、参加者それぞれの体験を共有し、智慧を出しあいながら、ズレを解消していく方法を探っていきます。
人々がお寺と距離をおきたいと考える最大の理由は、お布施について共通理解が無いことです。お布施で人々と理解しあえたら、お寺と人々の距離は、格段に近づいていきます。
仏教界では、お布施についてこのような議論をすることは、タブーとされてきました。しかしそれは、単に問題を先送りしているに過ぎません。仏教の未来を切り拓くためには、この問題に正面から取り組むことを避けて通ることはできないのです。
これからの仏教のためにも、ぜひ今回の研究会に参加していただき、これからのお布施のあり方を探っていければと思います。
■テーマ 「お布施のあり方について考える 」
■お布施の心理学
■人々と考え方がズレる原因はどこにあるのか?
■なぜお布施の意味を理解してもらえないのか?
■なぜお布施が批判されるのか?
■他の宗教では、どうなっているのか?
■お布施の金額を明示すると税金がかかるのか?
■これからのお布施 など
■講師 薄井秀夫
(株式会社寺院デザイン 代表取締役)
■プログラム ①講義
「『お布施はお気持ちで』はいつまで通用するのか?」
(薄井秀夫)
②ワークショップ
「これからのお布施を考える」
■日時 平成27年6月30日(火)午後1時30分〜4時30分
■場所 仏教伝道センタービル 7階会議室「見」の間
東京都港区芝4−3−14/TEL 03-3455-5851
JR山手線「田町駅」三田口より徒歩8分、
都営地下鉄三田線「三田駅」
および浅草線「三田駅」A9番出口より徒歩2分
■定員 各40名
■申込締切 6月22日(月)
ただし、定員になり次第、受付は終了させていただきます。
■参加費 10,000円(税込)
■年会費 10,000円(税込)
※葬式仏教価値向上委員会は、会員制の研究会です。
参加するためには、10,000円の年会費が必要となります。
※申し込み受付後、振り込み用紙を送付させていただきます。