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寺院活性化のための情報

“学び”と“実践”のための研究会

第2回は、26年3月6日(木)

「葬式仏教 価値向上委員会」第2回研究会

 

第2回研究会のテーマは“お寺の会員制度”

「お寺の会員制度は、檀家制度を超えるか?」

 安穏廟と安穏会員の25年から見えてくるもの

講師は永代供養墓のパイオニア安穏廟を運営する妙光寺 小川英爾住職

 

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「葬式仏教価値向上委員会」が始まりました。 意識ある僧侶が宗派を超えて集まって、ともに葬式仏教の未来を考える研究会です。

昨年7月、葬式仏教の価値を向上させたいと考える僧侶の皆さんにお集まりいただき、「葬式仏教価値向上委員会」プレ講座を行いました。

参加者は、講師の話をもとに意見を交わすとともに、自らが取り組む葬式仏教価値向上のための実践体験について情報交換を行いました。

特に実践体験に関しては、成果をあげている取り組み、現在、取り組み途上のものや、うまくいかなかった取り組みも含め、自坊で実践していくために即役立つ具体的な情報ばかりでした。

その意味で、この研究会は、参加者の皆さまが創っていく研究会だと言えます。

 

これまでの研究会の様子

プレ講座 

第1回研究会 

メディア掲載1 

メディア掲載2 

メディア掲載3 

メディア掲載4 

 

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檀家制度からお寺の会員制度へ

 

 檀家制度とは別に、会員制度を設ける寺が増えています。

 檀家制度は、良くも悪くもこれまで、寺院活動の人的基盤、経済的基盤となってきまきました。檀家制度無しに、寺院は成り立たないと言ってもいいほどです。

 しかし、そうした檀家制度に綻びが目立ち始めているのも事実です。特に、新しい人に寺院活動に参加してもらう上では、檀家制度が障害になることも少なくありません。そうした理由もあり、檀家や信者が増えるような活動をしているお寺ほど、会員制度に取り組もうとしています。特に永代供養墓に取り組んでいるお寺は、7〜8割が会員制度を持っているようです。

 但し、ひと口で会員制度と言っても、その趣旨や形態はお寺によって、かなり異なっています。

 永代供養墓の運営などによって、たくさん入ってきた新しい人たちを、檀家と区別するための会員制度。檀家という言葉が持つイメージの悪さを避け、会員という新しいシステムによって、お寺のイメージを変えようとする会員制度。寄付など大きな負担や義務がかからない等、お寺との新しい関係性を提案するための会員制度。

 新しい人がたくさん入ってきたお寺などで、古い檀家と新しい人たちとの整合性がとりにくく、苦肉の策として、新たに会員制度をつくるケースもあるようです 。

 

安穏廟の小川英爾師(妙光寺)に会員制度を学ぶ

 

 ただ檀家制度にも、いいところ、優れたところが多いのも事実です。しかし社会構造の変化により、深い関係を維持できる檀家は急速に減っています。

 「それは都会の話で、田舎ではまだまだ大丈夫」と感じるかもしれません。確かに、「今」は大丈夫でしょう。しかし、10年後、20年後も、お寺と檀家の関係を、現在のまま続けることは不可能です。だからこそ、会員制度の導入に取り組むことに意味があるのです。

 もちろん会員制度を導入しているお寺のすべてが、うまく運営できているわけではありません。それが機能しはじめるまでには、時間がかかりますし、会員制度ならではのノウハウもあります。

 そこで次回の研究会は、「葬式仏教価値向上委員会」参加者アンケートの中で、要望の多かった会員制度を取り上げます。

 講師に迎えるのは、日蓮宗妙光寺(新潟)の小川英爾師。小川師は、平成元年に安穏廟を建立し、永代供養墓という新しいお墓を提唱し、その後の、永代供養墓ブームの火付け役として知られています。 。

 

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会員とのコミュニケーションが口コミを生む

 

 あまり知られていないことですが、安穏廟は一切、広告を出したことがありません。広告に頼らなくても、口コミで申込みが集まってきたからです。

 口コミが広がる理由として挙げられるのが、安穏廟の会員組織です。檀家とは別に安穏会員を組織し、きめ細やかなコミュニケーションをとってきたことが、口コミにつながってきたのです。

 また今では、妙光寺の行事は、檀家より安穏会員のほうが、圧倒的に多いという状況になっています。しかも会員の人は、妙光寺の活動に自ら積極的に関わる人ばかりです。「お寺に寄付をしたい」と大きなお金を喜捨される方も少なくありません。昨年は、妙光寺開創700年の年で、それを記念して日蓮宗総本山である身延山久遠寺への檀参が行われましたが、驚くべきことにこの檀参には700人をこえる人参加しています。もちろん、この檀参に参加した人の大部分が安穏会員です。しかも日蓮宗寺院による、これほどの規模の檀参が行われたのは、総本山久遠寺でも数十年ぶりとのことでした。

 今回、講師の小川師には、どうやって会員の方々とコミュニケーションを行い、どうやって絆を深めていったのかについてお話しいただきます。会員の組織化について、長年かけて培ってきた、優れたノウハウをお聞きできると思います。

 会員制度は、現代のお寺が避けては通れない道なのです。ぜひ、この機会に、会員制度について考えて見ましょう。 。

 

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■講師 小川英爾師(日蓮宗妙光寺住職/新潟市)

 

■テーマ 「お寺の会員制度は、檀家制度を超えるか?

    ー安穏廟と安穏会員の25年から見えてくるもの」

        安穏廟成功の秘密は会員制度にあり!!

        驚異の会員コミュニケーション術

        会員とのコミュニケーションが口コミを生む

        会員は檀家を超える?

 

■日時 平成26年3月6日(木)午後1時30分〜4時30分

 

■場所 仏教伝道センタービル 7階会議室「見」の間

    東京都港区芝4−3−14/TEL 03-3455-5851

    JR山手線「田町駅」三田口より徒歩8分、

    都営地下鉄三田線「三田駅」

    および浅草線「三田駅」A9番出口より徒歩2分

 

■定員 各40名

 

■申込締切 2月25日(木)

      ただし、定員になり次第、受付は終了させていただきます。

 

■参加費 10,000円(税込)

■年会費 10,000円(税込)

 ※葬式仏教価値向上委員会は、会員制の研究会です。

  参加するためには、10,000円の年会費が必要となります。

※申し込み受付後、振り込み用紙を送付させていただきます。

 

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お申し込みはこちら

 

 


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