寺院活性化のための情報
“学び”と“実践”のための研究会
11月13日(水)スタート
「葬式仏教 価値向上委員会」第1回研究会
第1回研究会のテーマは
「お寺のための 終活の傾向と対策」
「葬式仏教価値向上委員会」が始まります。 意識ある僧侶が宗派を超えて集まって、ともに葬式仏教の未来を考える研究会です。
他のお寺の実践体験を具体的に聞くことができる
今年7月、葬式仏教の価値を向上させたいと考える僧侶の皆さんにお集まりいただき、「葬式仏教価値向上委員会」プレ講座を行いました。
参加者は、講師の話をもとに意見を交わすとともに、自らが取り組む葬式仏教価値向上のための実践体験について情報交換を行いました。
特に実践体験に関しては、成果をあげている取り組み、現在、取り組み途上のものや、うまくいかなかった取り組みも含め、自坊で実践していくために即役立つ具体的な情報ばかりでした。
その意味で、この研究会は、参加者の皆さまが創っていく研究会だと言えます。
お寺は終活とどう関わっていくか?
第1回研究会は、「終活」をテーマにすることとなりました。
「人生の終わりについて考える活動」である終活は、ここ数年、ブームとも言える状況であるとともに、プレ講座に参加した方々のアンケートでも、最も関心が高いものでした。
終活は、葬儀関連だけでなく、終末期医療、介護、遺言・相続、生命保険、成年後見、生前契約制度など、いろんな分野が関わることも特徴です。
これらの分野の専門家が集まって、終活フェア、終活セミナーといったイベントも全国各地で行われるようになりました。
「終活」という言葉も、もはや流行語ではなく、一般的な言葉として定着しつつあります。
ただ、現状の終活は、お寺や仏教とあまり関係の無いところで動いているのも現実です。
本当は、お寺こそが、最も終活にふさわしい場所なのですが……。
「葬式仏教価値向上委員会」の第1回研究会のテーマに「終活」を選んだのも、やはりお寺が終活という社会現象と関わっていくことで、檀信徒や地域の方に、人生の終わりについて考える機会を持っていただく可能性を探っていきたいからです。
講師は、終活の仕掛け人 寺尾俊一氏(オフィスシオン代表取締役)
今回講師をお願いする寺尾俊一氏は、家族葬を中心に営業をする葬儀社・株式会社オフィスシオンの社長です。
寺尾氏は、自身が終活セミナーで講演をするだけでなく、他の葬儀社の終活イベントそのものをプロデュースしたり、年間数十回の終活イベントに関わっている「終活の仕掛け人」と言ってもいい存在です。
今回の研究会では、終活の現場における生の情報と、終活が今後、葬儀やお寺にどんな影響を与えるか、そしてお寺がどう終活を活かしていけるかについて考えます。
ぜひご参加いただき、葬式仏教の未来をともに創っていきましょう。
■講師 寺尾俊一氏 株式会社オフィスシオン代表取締役
■テーマ 「お寺のための 終活の傾向と対策」
なぜ現代人は終活をするのか?
どんな人が終活をしているのか?
終活は一時的なブームなのか?
檀信徒も興味を持っている終活
敵か味方か? お寺にとっての終活
「お寺で終活」の可能性
■日時 平成25年11月13日(水)午後1時30分〜4時30分
■場所 仏教伝道センタービル 7階会議室「見」の間
東京都港区芝4−3−14/TEL 03-3455-5851
JR山手線「田町駅」三田口より徒歩8分、
都営地下鉄三田線「三田駅」
および浅草線「三田駅」A9番出口より徒歩2分
■定員 各40名
■申込締切 11月5日(火)
ただし、定員になり次第、受付は終了させていただきます。
■参加費 8,000円(税込)
※葬式仏教価値向上委員会は、会員制の研究会です。
参加するためには、このほかに、10,000円の年会費が必要と
なります。
※申し込み受付後、振り込み用紙を送付させていただきます。