寺院活性化のための情報
“学び”と“実践”のための研究会
第44回は、令和8年9月8日(火)
「葬式仏教 向上委員会」第44回研究会
第44回研究会のテーマは
「神道の葬送から学ぶ
── 日本人の死生観と儀式のわかりやすさ」
櫻井秀曉氏
出雲大社 東京分祠 権大講義 (東京都港区)
■葬送の物語は、参列者に伝わっているか?
■なぜ、葬儀で眠くなるのか?
■ジ葬儀の意味を言葉で説明するのでなく、儀式そのもので語るために
過去のセミナーのダイジェスト動画も見ることができます。
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■参列者と宗教者が儀式の世界観を共有
神道の葬儀に参列したことはありますか?
私は何度も神葬祭(神道の葬儀)に参列していますが、神葬祭は葬送の世界観が実にわかりやすく表現された儀式であることがわかります。
参列者が、葬送のストーリーの中に、自然に没入することのできる儀式であると言ってもいいでしょう。
わかりやすさ、没入のしやすさの理由は、儀式そのものが死生観を語っているということ、そして儀式で語られる言葉が日本語であるということです。
しかもその世界観は、ごく普通の日本人が持っている感覚とほぼ共通しています。死んだらあの世に行くこと、そして手を合わせれば死者を安らかにすることができ、死者も私たちを見守ってくれるといった素朴な死生観です。
一方仏教には、壮大な死の物語があります。輪廻思想や十王信仰、浄土信仰など、様々な信仰がもとになって、葬送儀礼のベースがつくられています。
しかしほとんどの日本人は、日々の生活の中で、そうした壮大な死生観を理解しているわけでないのも現実です。
■眠くなる葬儀と没入できる葬儀・
また仏教の葬儀に参列すると、必ずうとうとしている人がいます。かく言う私自身も、儀式のあいだ、ちょっと眠くなってしまうことがあります。
それは、儀式の流れがまったくわからないからです。
その結果、30分、40分、ただ黙って、儀式が終わるのを待ち続けるということになります。
ところがどの宗派の葬儀でも、式次第を見ると、儀式の流れが仏教における死の物語を語っていることがわかります。
残念ながら、その物語は、全く参列者に伝わっていません。
そのため参列者にとっては、ただ「よくわからない」時間が過ぎていくという状況となってしまうのです。
■儀式で、今、何が行われているか、がわかる
一方神葬祭では、まず祝詞(のりと)が日本語であるため、儀式における死の物語が、理解しやすくなっています。
今、斎主(導師)が何をやっているか、ということも、だいたいわかります。もちろん、現代語ではなく古語であるで、若干のわかりにくさはありますが、その分、厳かさは増しています。
中でも御霊遷しの儀といって、亡くなった人の魂を御霊代(位牌のようなもの)に遷す儀式は圧巻です。
わかりやすさと、ドラマチックさとを兼ね備えており、参列者が神職と世界観を共有し、儀式における盛り上がりを感じることになります。
全ての参列者が、「あ、ここで、○○さんの魂が御霊代に遷ったんだ」と感じることができる儀式です。
■神葬祭から学ぶ
今回「葬式仏教価値向上委員会」では、出雲大社東京分祠の櫻井秀曉氏(権大講義)をお呼びして、神道の葬送について解説していただきます。
櫻井氏は、島根県の出雲大社で長年神職を務めつつ、神職養成機関である「大社國学館」で教務副主任をつとめてきました。令和5年には東京分祠の総務課長に任ぜられ、現代に至っています。
今回は、神道の死生観と神葬祭の関わり、神葬祭の儀礼そのものについて、そして現代日本における神葬祭についてなど、多岐にわたってお話しいただきます。また質疑応答の時間もたっぷりとりますので、いろいろと興味のあることについて質問していただければと思います。
自坊での葬儀、葬送に対する檀家の意識について考える上でも、とても参考になる講義となります。ぜひご参加いただければと思います。
株式会社寺院デザイン 代表 薄井秀夫
過去のセミナーのダイジェスト動画も見ることができます。
下記をクリック↓

■テーマ 「神道の葬送から学ぶ」
■プログラム
①講義「神道の葬送から学ぶ」
②グループディスカッション
■講師
櫻井秀曉氏 出雲大社東京分祠 権大講義
■日時
令和8年9月8日(火)午後1時30分〜4時30分
■場所
仏教伝道センタービル 7階会議室「見の間」
東京都港区芝4−3−14/TEL 03-3455-5851
JR山手線「田町駅」三田口より徒歩8分、
都営地下鉄三田線「三田駅」
および浅草線「三田駅」A9番出口より徒歩2分
■定員
各30名
■申込締切
9月1日(火)
※ただし、定員になり次第、受付は終了させていただきます。
※見学可能な人数には限りがありますのでお早めに申込みください。
■参加費
10,000円/1名(税込)
※葬式仏教価値向上委員会は、会員制の研究会です。
(年会費10,000円)。
※申込みの方は、自動的に会員となります。
※会員期間が終わっている方は、あらためて入会となります。
(空白期間の会費は必要ありません)。
※申し込み受付後、振り込み用紙を送付させていただきます。

