寺院活性化のための情報
葬式仏教価値向上委員会を再開します。
経験・知恵・ノウハウ・アイディアから、失敗例や悩みまでを共有する
“学び”と“実践”のための研究会
第31回は、令和5年6月29日(木)
「葬式仏教 価値向上委員会」第31回研究会
第31回研究会のテーマは
「お寺の営業活動
──檀家(会員)を増やし、関係性を深めるために」
講師は、
寺院デザイン代表の薄井秀夫
これまでの研究会の様子
メディア掲載1 メディア掲載2 メディア掲載3 メディア掲載4
■具体的な成果の見える活動を
■何もしなければ檀家が離れていく時代
■布教活動としての営業活動
「増やす」と「深める」
今回の葬式仏教価値向上委員会のテーマは「お寺の営業活動」です。
「営業活動」という言い方には、違和感を感じる人も多いと思います。不快な気持ちになる人もいるかもしれません。
これまで、仏教を広める活動のことは、布教活動、伝道活動といった言葉で語られてきました。そうした言葉でもいいのですが、あえて「営業活動」という言葉を使ったのは、漠然とした活動ではなく、もっと具体的な活動について考えたかったからです。
例えばそれは、檀家を増やす、法事を増やす、施餓鬼や報恩講など行事の参列者を増やす、といったことです。あるいは、遠方に引っ越した檀家との縁を途切れさせない、世代交代した檀家との縁を途切れさせない、といったことも含まれます。
「営業活動」という言葉は俗っぽいですが、本質的には、檀家や新しい方々との縁を深めるための活動です。それは、檀家を「増やす」ことと、檀家との関係を「深める」ことに集約されると言ってもいいでしょう。
営業活動に消極的な仏教界
現代社会の中で、お寺の活動は、確実に衰退の方向に向かっています。それは、おそらく止めることのできない大きな波となっています。私は、その原因のひとつとして、営業活動、すなわちお寺から人々への働きかけが、あまりにも軽視されてきたことがあるのではないかと思っています。
しかし衰退に向かっている現状では、気取ってばかりもいられません。営業活動無しには、現状維持も難しいのです。
これまでの仏教界では、どちらかというと、こうした活動に対して消極的だったと言わざるを得ません。どうも仏教界では、人々に何らかの働きかけをすることを、品の無いことと受けとめる傾向があります。
また仏教界特有の問題に、他のお寺の視線を気にする、ということがあります。他のお寺に、営業熱心だと思われたくない、と考えている僧侶が多いということです。
確かに、過剰な営業活動は、かえって人々の信頼を失います。 しかし、それはやり方の問題であり、営業活動そのものが悪いわけではありません。
もはや檀家がいつまでも檀家で居続けくれる時代では無いのです。檀家で居続けてもらうためには、お寺からの働きかけが不可欠です。まして、檀家を増やすためには、お寺もそれなりの努力をしなければなりません。
「お寺の営業活動」の実践
低迷に向かいつつある寺院活動を、どうすれば、再び成長させることができるのでしょうか。
「お寺の営業活動」がめざす成果は、檀家や会員を増やす、檀家以外で葬儀を依頼してくれる人を増やす、檀家一軒あたりの法事の回数を増やす、行事への参加者を増やす、などがあります。さらには遠方の檀家との結びつきを深める、檀家の世代交代をスムーズに行わせることなどもあります。
講義では、そうした目的を実現するため、「お寺の営業活動」にはどんなものがあるか、それぞれの活動の有効性はどうなのか、これからのお寺はどんな営業活動をすべきなのかについて考えます。
また講義後には、参加者によるディスカッションを行います。他の寺院で行っている実践についても聞く機会となります。ぜひご参加いただければと思います。
株式会社寺院デザイン 代表 薄井秀夫
■テーマ 「お寺の営業活動
──檀家(会員)を増やし、関係性を深めるために 」
■講師
薄井秀夫(寺院デザイン代表)
■プログラム
①講義「お寺の営業活動」
②グループディスカッション
■日時
令和5年6月29日(木)午後1時30分〜4時30分
■場所
仏教伝道センタービル 7階会議室「見」の間
東京都港区芝4−3−14/TEL 03-3455-5851
JR山手線「田町駅」三田口より徒歩8分、
都営地下鉄三田線「三田駅」
および浅草線「三田駅」A9番出口より徒歩2分
■定員
各40名
■申込締切
6月22日(木)
※ただし、定員になり次第、受付は終了させていただきます。
■参加費
10,000円/1名(税込) 会員・非会員とも
※葬式仏教価値向上委員会は、会員制の研究会です。
申込みの方は、自動的に会員となります。
※申し込み受付後、振り込み用紙を送付させていただきます。
参加費と年会費を請求させていただきます。
※申し込み受付後、振り込み用紙を送付させていただきます。