寺院活性化のための情報
日本弔い委任協会 主催
「弔い委任」に取り組む寺院、
これから取り組もうとする寺院が情報交換する研究会です
令和元年11月29日(金)開催
第1回 弔い委任 研究会
講義1「弔い委任の先進事例について」
講義2「お寺における弔い委任の構築
──その具体的な方法」
■相互のノウハウや情報を共有
■分からない点を質問し合う
■取り組みを始めるきっかけとして
■「弔い委任」に取り組むお寺のネットワークを
日本弔い委任協会がスタートして半年が過ぎました。
「弔い委任」の考え方に共感し、自坊で取り組みを始めるお寺が増えつつあります。
その一方で、「実際に始めるには、どこから手をつけていいかわからない」「弔い委任をサポートしてくれる司法書士などの専門家をどうやって確保したらいいかわからない」などの意見も聞かれます。
「取り組みたいんだけど、どのくらい大変なのか予想がつかないので、二の足を踏んでいる」という声もあります。
また「実際に始めたものの、これでいいのか不安だ」という声も聞かれます。 実際に「弔い委任」の活動を行うにあたっては、現場において、様々な不安と直面するのは当然のことです。
そこで協会では、会員同士があつまって、相互にノウハウや情報を提供し合い、また分からない点を質問し合うことで、それぞれの不安を無くし、個々の知識や対応スキルを向上させるための場をつくりたいと考えています。
そこで今回、第1回の「弔い委任 研究会」を11月29日(金)に行うことになりました。
会議では、最新の弔い委任(死後事務委任)の情報を得るとともに、会員寺院同士の情報共有を行います。
さらには現在直面している課題解決の糸口を得るとともに、これから「弔い委任」に取り組んでいくお寺同士のネットワークを深めていきたいと考えております。
もちろん、「まだ、人に話せるような活動はしていないよ」という方も歓迎です。
そうした方こそ、他寺院の取り組みを、ぜひ聞いていただきたいと思います。
疑問点や気になることは、どんどん質問しあっていただければと思います。
そして、この会議が、取り組みを深めていく機会として、あるいは、取り組みを始めるきっかけとして、お役にたてることができたらと思います。
こんな方はぜひご参加ください。
・どこから手をつけていいかわからない
・どのくらい大変なのか予想がつかないので、二の足を踏んでいる
・実際に始めたものの、これでいいのか不安だ
お寺における弔い委任の構築──その具体的な方法
また今回は、弔い委任の仕組みを、お寺に構築するための具体的な方法にについての講義もあります。
4月、5月、10月に行った「お寺のための弔い委任講座」終了後、参加者の方々から、「弔い委任の仕組みはわかったが、お寺でそれを取り入れる場合の、具体的な方法がわからない」という声が強くありました。
そのため今回は、「お寺における弔い委任の構築──その具体的な方法」と題して、できるだけわかりやすく、お寺に取り入れるための方法をお伝えします。
ゲストスピーカーの北見万幸氏について
行政が進める弔い委任の先進事例を紹介。全国に先駆けて死後事務委任(弔い委任)による「おひとり様支援」を行う横須賀市。
その具体的な内容と成果について、横須賀市の福祉部福祉専門官でエンディングサポート事業構築担当者の北見万幸氏に話していただきます。
おひとり様がどのように弔われているかの現実と、社会福祉としての「弔い委任」の大切さについてや、行政と寺院がどう連携すればいいかについてもお話しいただきます。
弔い委任とは?
弔い委任とは、家族がいないなどの事情があって、自身の弔いに不安を抱える人のため、葬儀・火葬・納骨を中心に、死後の諸手続や生前の生活支援(成年後見、身元保証など)を、家族にかわってお寺が行う仕組み。
通常は法律的に家族しかできないことを、死後事務委任契約によって家族以外(お寺など)の支援者が行うことが可能となる。
■テーマ 「弔い委任の先進事例について」
■スケジュール ・講義 北見万幸氏
「弔い委任の先進事例について
──横須賀市の終活支援」
・講義 日本弔い委任協会
「お寺における弔い委任の構築
──その具体的な方法」
・会員同士の情報共有会議
■日時 令和元年11月29日(金)午後1時30分〜4時30分
■場所 仏教伝道センタービル 7階会議室「見」の間
東京都港区芝4−3−14/TEL 03-3455-5851
JR山手線「田町駅」三田口より徒歩8分、
都営地下鉄三田線「三田駅」
および浅草線「三田駅」A9番出口より徒歩2分
■定員 40名
■申込締切 11月22日(金)
ただし、定員になり次第、受付は終了させていただきます。
■参加費 弔い委任協会 会員寺院 5,000円(1名)
非会員 10,000円(1名)
※申し込み受付後、振り込みの案内を送付させていただきます。