〈お寺のトリセツ〉作成サポート
■「お寺のこと」が伝わらない時代だからこそ、伝えるツールをつくる
檀家があまりにもお寺のことを知らない、と感じている方は多いと思います。
お布施のこと、法事のこと、護持会費のこと、お墓の承継のこと、家族葬のこと、墓じまいのこと、挙げ始めたらきりが無いでしょう。
最近、何だか檀家がしっくりこない、と。
こちらも参照してください。 → note「お寺のトリセツのススメ」
■なぜ現代人はお寺のことを知らないのか?
そうした「お寺のこと」を知らない人が増えているのは、
これまでそれを伝えてきた「仕組み」が
現代社会から無くなりつつあることが大きいと思います。
ひとつは、家という仕組みです。
三世代同居が無くなり、
仏事のことを子や孫に伝えることが難しくなっています。
もうひとつは地域社会です。
地域で仏事を支えていた時代はとうの昔に無くなり、
もはや地域のおせっかいおじさんやおせっかいおばさんもいません。
■「お寺のトリセツ」の提案
そこで寺院デザインが提案しているのが、「お寺のトリセツ」です。
お寺が檀家に伝えたいものを、文書(小冊子)にして、檀家に渡すということです。
以前は地域や家族親族が、
お寺や仏事のことを「伝える」役割を担っていましたが、
近年はそれができなくなっているので、お寺自身で伝えるということです。
お布施の決め方、葬儀の心得、お墓の承継、護持会費、法事の大切さなどを、
わかりやすくまとめたものを配布し、
檀家にお寺とのつきあい方を知ってもらうというものです。
特に世代交代で新しく檀家となった世帯主は50代、60代が多いと思いますが、
そうした世代は、ほとんどお寺のことを知りません。
それゆえ世帯主が変わる時(前の世帯主が亡くなった時)である葬儀の後に、
新しい世帯主に渡すのが効果的です。
四十九日や納骨、新盆などに、
新たな檀家としてその心得を伝えるということです。
■「お寺のトリセツ」でお寺は変わる
「お寺のトリセツ」を配布するようになると、お寺はどう変わるでしょうか。
例えば、檀家が
〈お布施の金額を自主的に決められるようになる〉
〈葬儀社より先にお寺に電話するようになる〉
〈葬儀の事前相談をするようになる〉
〈先代の檀家よりお寺と交流してくれるようになる〉
といったことがあるでしょう。
何より、情報発信をすることで、
これまでブラックボックスに見えていたお寺が、
透明に見えるようになり、付き合いやすい存在に変化していきます。
その結果、
法事が増えた、行事参加者が増えた、収入が増えた、ということだけでなく、
地元を離れて都会で暮らす檀家の法事依頼が増えた、
といった影響が出ているお寺も少なくありません。
■寺院デザイン始まって以来の反響
寺院デザインでは数年前から「お寺のトリセツ」の提案を行ってきましたが、今年(令和7年)2月に発行した『寺院デザイン通信』で、
「お寺のトリセツの提唱」という記事を掲載したところ、
予想を超える大きな反響がありました。
寺院デザインを設立して20年近くなりますが、
その20年で最も反響があった内容でした。
多くのお寺が檀家に対して、
「あまりにもお寺や無事のことを知らない」と感じ、
「もっとお寺のことを知って欲しい」と
思っていることを実感させられました。
■「お寺のトリセツ」づくりのサポート
寺院デザインで提供する「お寺のトリセツ」作成サポートは、
住職へのインタビューをもとに、
どう檀家に情報を伝えるかを考えて制作するサポートです。
檀家が求めている内容は何か、
お寺が伝えたいことの中に伝えることによる逆効果なものはないか、
などを慎重に検討します。
大切なのは、僧侶の立場で無く、
檀家の立場で考えることです。
寺院デザインでは、
これまでたくさんのトリセツを作成させていただいた中で、
ご住職といっしょに、
どうしたら檀家に伝わるかを議論し続けてきました。
そうした視点をもとに、各寺院のトリセツを作成します。
お寺と檀家の関係を深めていくため、
檀家にもっとお寺のことを知ってもらうため、ご利用いただければ幸いです。
寺院デザイン 代表 薄井秀夫
こちらも参照してください。 → note「お寺のトリセツのススメ」
「お寺のトリセツ」の作成のサポートを行います。
〈つくることはできそうだけど、つくる時間がとれそうにない〉
〈つくることはできそうだけど、檀家にこちらの意図がつたわるか不安〉
〈つくることはできそうだけど、檀家に納得してもらえる内容になるかどうか心配〉
というお寺だけでなく、
〈こういう文書をつくるのが苦手〉
〈どこから手をつけていいかわからない〉
というお寺もご利用いただければと思います。
※「お寺のトリセツ」という名称は、あくまでお寺の皆さんに主旨
をお伝えするための名称です。檀家さんにお渡しする時には、
「○○寺のしおり」「檀信徒のしおり」「○○寺ガイドブック」
「○○寺の手引き」などのタイトルがいいと思います。
■お寺のことをわかっていない檀家が増えた
■自分勝手な葬儀が増えている
■檀家との関係がじわじわ疎遠に
■遠方の檀家が何かと遠慮するようになった
■檀家の世代交代で疎遠になる家が増えた
■法事が減っている
■墓じまい・離檀が増えている
サポートの流れ
①事前打合せ(30分程度/電話・オンライン)
②ご住職インタビュー(2〜3時間/対面)
③トリセツ制作(30〜45日/寺院デザインが担当)
④内容確認・修正(2〜3回/オンラインで打合せ)
⑤納品
完成イメージ
Wordデータ/A4で10ページ程度
制作期間
2〜3ヶ月
サポート費用
話を聞いた上で見積もりをいたします。
※レイアウト・デザイン・印刷を行うことも可能です。
※制作サポートでなく、お寺で制作したトリセツに対するコンサルティングも行っています。詳しくはお問い合わせください。
こちらも参照してください。 → note「お寺のトリセツのススメ」
問い合わせ・サポート申込み
□サポートについてもっと詳しく知りたい
□トリセツ作成サポートに申し込む
□サポートの金額をとりあえず知りたい
□お寺で製作したトリセツのコンサルティングをお願いしたい
という人は、寺院デザインまで、お問い合わせください。
まずは電話で説明をさせていただきます。
問い合わせフォームに、希望する事前説明の日時をご記入ください。
日程調整の上、ご連絡します。
