葬式仏教価値向上委員会、第38回の研修会が終わりました。
(令和7年3月26日)
今回の講師は吉川美津子さん。
学研ココファンのライフエンディング事業室マネージャーをつとめてらっしゃいます。
介護事業を行う学研ココファンですが、
葬祭事業にも取り組むことになり、吉川さんがその立ち上げに携わり、
現在、着実に事業が展開されています。
これまで介護の現場でも、なかなか死と向き合うことは、簡単では無かったらしい。
例えば入居者が亡くなっても、それを他の入居者に知らせるということについて、
積極的な施設は少ないという。
学研ココファンが多く運営しているサービス付き高齢者住宅でも、
入居者が亡くなったことを、他の入居者に知らせることは少なかったという。
講義で、入居者のインタビューの動画を見せてもらったが、
「お友達(他の入居者)が「いつの間にか、いなくなることが多かった」という趣旨のことを話している方がいて、
ちゃんとお別れできず、さびしい思いをされたことがあったらしい。
学研ココファンの葬祭事業での取り組みとしては、
亡くなった方の葬儀を行うだけでなく、
入居していた部屋で、他の入居者とお別れする時間を持つようにすることに努めているという。
単なる営利事業としてだけではなく、
介護の現場の意識を変えていこうとする学研ココファンのスタンスがすばらしいと感じた。
吉川さんはじめ、学研ココファンの葬祭事業チームを心から応援したい。
講義終了後には、講師の吉川さんを交えて、参加者の方々とディスカッション。
みなさん、吉川さんの講義を受けて、宗教者が介護の現場とどう関わっていくかについて真剣に議論をされていました。
葬式仏教向上委員会、介護と仏教のはざま
2025年3月28日『仏教タイムス』に寄稿
2024年1月29日寺院デザインの〈基本コンサルティング〉の紹介
2022年11月21日「他力本願.net」でインタビュー
2022年5月19日浄土真宗本願寺派が運営する「他力本願.net」でインタビューを受けました。
前編
https://tarikihongwan.net/category2/butsuji/25899.html/
後編
https://tarikihongwan.net/category2/butsuji/25910.html/
代表の薄井が京都新聞に取り上げられました
2022年2月11日仏教タイムス新春座談会
2022年2月9日「コロナ禍と仏事」記事(仏教タイムス)
2022年2月9日全国生活者意識調査「コロナ禍と仏事 2021」
2021年10月12日寺院デザインでは、令和3年8月に、
全国の40歳以上の男女に対して、
全国生活者意識調査「コロナ禍と仏事 2021」を行いました。
本調査では、
予想外のことでしたが、
1年前のコロナ禍が始まった頃に比べて、
供養への意識が高まっているという分析結果がでました。
また、同時に、
葬送の簡素化への意識が進んでいることも、
数字の上でも示されました。
その背景には、
儀式のパーソナル化を望む意識も明らかになりました。
本調査のレポートは無料配布しています。
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(すぐにダウンロードできます)
全国生活者意識調査「コロナ禍と仏事 2021」レポート(全74ページ)
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また本調査のレポートを作成した薄井秀夫による
オンラインセミナーも行います。
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緊急報告!「コロナ禍で人々の意識はどう変わったか?──意識調査から考えるお寺と仏事のこれから」
なぜ、こうした変化が起きているのか、
この結果を、寺院運営にどう活かすかなどについて、
詳しく解説します。
また、本調査のレポートは、
朝日新聞社の言論サイト『論座』でも解説されています。
朝日新聞社『論座』
■全国生活者意識調査「コロナ禍と仏事」から見えてきた仏教の未来(上)
web会議の普及が、オンライン法要への違和感を拡大させた
■全国生活者意識調査「コロナ禍と仏事」から見えてきた仏教の未来(下)
コロナ禍で高まる供養の気持ち、コロナ禍で進む葬送のパーソナル化
全国生活者意識調査「コロナ禍と仏事 2021」レポート(全74ページ)
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